佐原の大祭

 佐原の大祭は千葉県香取市(旧佐原市)佐原の市街地で行われる
7月の本宿祇園祭(夏祭り)と10月の新宿秋祭りの総称で、
「秩父」「川越」とともに関東三大山車祭りに数えられています。


本宿地区の八坂神社の祇園祭は、7月9日以降最初の金土日曜に、
新宿地区の諏訪神社の秋祭りは、10月第2土曜を中日とする
3日間で2009年度は10月9日~11日に行われます。


佐原の大祭は約300年の伝統をもち、2004年に「佐原の山車
行事」として重要無形民俗文化財に指定されています。


祇園祭で10台、秋祭りで14台曳き出される佐原の山車は総ケヤ
キ造りの二層構造になっており、上部には歴史上の人物などをモチ
ーフにした4~5mもの大人形の飾り物が飾り付けられ、下段には
「佐原囃子」を演奏する下座連が乗れるようになっており、また
山車の周りには龍や獅子、物語等を題材にした関東彫りの彫刻が
はめ込まれています。


「佐原囃子」の調べにのって、小江戸と呼ばれた古い町並みを曳き
廻される江戸情緒あふれる勇壮豪華な山車行事の見所のひとつは
「曲曳き」と呼ばれる曳き廻しです。


曲曳きには、前輪を軸にし後輪を担ぎ上げて山車を時計回りに回転
させる「のの字廻し」、小判の形のように楕円形を描くようにゆっ
くり山車を引き廻す「小判廻し」、そろばんを前後に転がすかの
ように数十メートルの距離を駆け足で進んでは急停止させて、
ゆっくり戻す「そろばん曳き」があります。


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