ジャンジャカ踊り ~伝説の悲恋~
4月27日に和歌山県日高川町にある道成寺の会式の行事の一つとして
『ジャンジャカ踊り』が行われます。
道成寺は701年(大宝元年)開基の紀州最古の寺とされる天台宗の古刹で
宝佛殿には、国宝3点、重要文化財11点、県指定文化財4点が収められ
ており、文化財の宝庫としても名高い。(年中参拝可能)
さらに道成寺は、歌舞伎や能楽、人形浄瑠璃などでよく知られております
「安珍清姫の悲恋物語」の舞台としても有名です。
「安珍清姫の悲恋物語」とは、平安中期、イケメンの僧・安珍が、熊野詣の
途中に泊まった宿の娘・清姫に想いを寄せられるも、修行中の安珍は困っ
た末に「熊野詣の途中なので帰りに寄る」と言い逃れて出立したものの、
帰りに安珍が寄らずに立ち去ろうとしたことに気づいた清姫が後を追った。
そして清姫は水かさを増した日高川を大蛇に身を変えて渡り、道成寺の大
鐘の中に隠れていた安珍を見つけると、大蛇は大鐘に巻きつき、口から
紅蓮の炎を吐き、鐘もろとも安珍を焼き殺し、自らも日高川の激流に身を投じた話です。
『ジャンジャカ踊り』は、清姫の執念で鐘とともに焼き殺された安珍を鎮魂
する鐘供養会式にあわせて、安珍清姫の物語を再現した行列です。
大蛇を擁する行列は、日高川を渡り、町内を練り歩き、道成寺の62段ある
石段を一気に駆け上がり、さらに本堂を一周し、最後には釣鐘にとぐろを
巻き口から火を吐き鐘を焼き尽くす様子を再現します。
境内には安珍を鐘と共に埋めたとされる安珍塚があり、鐘楼跡には石碑が
建っています。また寺の近くに大蛇となった清姫を埋めた蛇塚があります。
また山門前や境内には多くの露店が軒を連ね、大変賑わいます。
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